【わくわくホップ&エース:たいせつなわたし】

2021年12月14日
wakuwaku-editor 茨木校

皆様、こんにちは。茨木校の小田です。
先週のわくわくホップ&エースは「たいせつなわたし~自分を大切にしよう、自分の身を守ろう」ということで、性教育と防犯をテーマにお話しました。とても大切な事です。

<写真①~真剣な表情で先生の大切な話を聞いてくれています~>

夏にプライベートゾーンについて話をしました。
まずはプライベートゾーンの復習からです。
ここでは「おしえて!くもくん プライベートゾーンってなあに?」の本を使用しました。

「プライベートゾーンって何だっけ?」と子供達に尋ねると、「大事な部分」と答える子は少数でした。
分かっている子は直積的な単語で答える子もいました。

プライベートゾーンは水着で隠れる、とても大切なところです。
海外では、その部分に何か異常がある時に親や病院の先生に見せてもいいと教えるそうです。

「プライベートゾーンを見ない、見せない、触らせない」が大原則!
自分のプライベートゾーンを大切にするだけでなく、友達のプライベートゾーンも同じだと、子供達にお話ししました。

自分を大切にする上で、自分の身を守るためには、怪しい人を理解する必要があります。そこで、今度は怪しい人のイラスト3枚を見せました。

① コートを着ている怪しいおじさんのイラスト(露出狂)
② 女子高校生の体を楽しんで触る人のイラスト(ちかん)
③ 子供に飴を上げる怪しいおじさんのイラスト
(※著作権の関係でアップできず申し訳ございません)

① のイラストでは、子供達に「この人はどんな人だと思う?」と尋ねると、「探偵」「怪しい人」との回答が。
 コートの下がどうなっているのか分かっている子はいませんでした。
② のイラストは、高学年女子は「ちかん」と答える事ができましたが、低学年女子、男子は知りませんでした。
③ のイラストは、全員「いりません」と答える事が出来ました。

他にも本を2冊使用して説明しました。
① 学校では教えてくれない大切なことシリーズ10「身近な危険」
② あなたが守る あなたの心・あなたのからだ(作:森田ゆり 絵:平野恵理子)

① は怪しい人をもっと詳しく説明し、②はケーススタディを読んで、身の危険を感じたら大声を出して逃げる、「やめて」と大声で言いながら逃げる事を伝えました。

② の本では、親戚のおじさんが女の子に近づき、脅して自分の膝に座らせるお話と、男の子が「かわいい子犬がいるから見せてあげる」と言われて車に無理やり乗せられた話を読みました。

子供達の反応は「キモイ」「いやなきもち」・・・と返ってきました。
しかし、意外に「こわい」と言う子は少なかったです。

社会には色々な人がいます。
良い人ばかりではありません。
怪しい人もいます。
そして、騙して子どもたちに危害を加えるような人も残念ながらいます。
性的被害から自分を守るためにも、子供達には自分を大切にし、自分で危険から身を守り、身の危険を感じた時には声を出して、周りに助けを求められる、すぐに逃げられるようになって欲しいと願います。
その為にも子供達がプライベートゾーンの重要性を理解して、自分で守れるように、引き続き、伝え続けていきます。

さて、今週はクリスマスの壁面を作成します♪お楽しみに!!